2014年8月28日木曜日

縁無し畳制作

草加市のお客様から縁無し畳表替えのご注文いただきました。
今回は縁無し畳でよく使われている、天然草の目積表(めせきおもて)です
この表は通常の畳表より織り目が細かいので仕上がりがオシャレに見えますね。



①縁無し畳は通常縁を付ける所を草を折り曲げます
表は乾燥したまま折り曲げると
表が割れて(切れる)しまいますので
水に漬けて折っても切れない様に湿らせます。








   ②折る所に印をして                 ③スチィームを当てて温め




 ④四表に水分と熱が入り、しなやかになったら
 しっかり折り返します。
 この時、表が割れない(切れない)様に気を使います。
 縁無し畳制作で、中腰で一番辛い作業の時でもあります(笑)






   ⑤畳床に仮止め中です                ⑥四方を縫って完成です

        
 完成しました!が・・・畳の真ん中と両端がムラ模様に見えますが
 初めに水の付けた所と、漬けて無い所です
 これは、水に漬けた所が乾けば見えなくなりますので安心して下さい。
 
(大まかな作業だけです、細かい作業は沢山有りますが私の、文章力の問題有りなので・・・涙)

縁無し畳は制作に大変気を使いますが、敷き込みが完了してお客様が喜んでいたくと
私も大変嬉しです。
         

2014年8月22日金曜日

畳の上で宿題中

小学生の娘の夏休があと少しで終わります。
毎年、恒例の宿題の追い込です、中でも最も悩む自由研究に挑んでます。

埼玉県の市町村の名産物を調べて発表するそうです
模造紙が大きいので畳の上でやってます
普段ゴロゴロして宿題をやる事が出来ないですが今回は親公認?なので
のびのびやっております。
真っ黒に日焼けした妹も、どさくさに紛れてゴロゴロしながら落書き中です
やっぱり!畳の上でゴロゴロすりのは気持ち良いですもんね。
親としては、宿題がちゃんと終わるのか心配です・・・(笑)


2014年8月7日木曜日

重い藁床

川口市のK様宅の表替え工事にお伺いしました。
20年前に新築されて新床畳も当店で納めさせていただきました
ですが20年前だと自分が畳学校卒業前で、親父が一人で納めた畳です
引き上げると、もの凄~く重たい・・・・!鉄板の様です
重さを測ると40㌔近くの39.6㌔ありました(泣)

道理で腰にどっしり来るはずです
畳床は上級ほど重いです。
親父もよくこれほど重い畳を納めたなと改めて思いました(笑)

2014年8月2日土曜日

藁床(わらとこ)

越谷市 A様邸の表替え工事を致しました。
藁(わら)床の畳で製造年数が書いてある証紙が付いてました
昭和45年です。 (無駄な情報ですが、私が生まれる5年前です)
今から44年前の製造された畳床です
まだしっかりしてしているので、多少の修復をしてれからも先も使っていただきます
しかしまだ10年以上は使えます!



旧家などではもっと年数うが経ってる畳を使ってるお宅などもいっぱい有ります。
畳床は、畳が敷き込まれてる床板がしっかりして
床下の湿気などが少なく乾燥していると、畳床は50年以上使える事が多いです
藁床はやっぱり凄~いと実感しました
ご用命、ありがとうございました。