今回は縁無し畳でよく使われている、天然草の目積表(めせきおもて)です
この表は通常の畳表より織り目が細かいので仕上がりがオシャレに見えますね。
①縁無し畳は通常縁を付ける所を草を折り曲げます
表は乾燥したまま折り曲げると
表が割れて(切れる)しまいますので
水に漬けて折っても切れない様に湿らせます。
②折る所に印をして ③スチィームを当てて温め
④四表に水分と熱が入り、しなやかになったら
しっかり折り返します。
この時、表が割れない(切れない)様に気を使います。
縁無し畳制作で、中腰で一番辛い作業の時でもあります(笑)
⑤畳床に仮止め中です ⑥四方を縫って完成です
完成しました!が・・・畳の真ん中と両端がムラ模様に見えますが
初めに水の付けた所と、漬けて無い所です
これは、水に漬けた所が乾けば見えなくなりますので安心して下さい。
(大まかな作業だけです、細かい作業は沢山有りますが私の、文章力の問題有りなので・・・涙)
縁無し畳は制作に大変気を使いますが、敷き込みが完了してお客様が喜んでいたくと
私も大変嬉しです。