2012年5月24日木曜日

床の間畳 (薄縁製作)

床の間の薄縁を縫いました。
 実話は、紋縁(もんべり)の薄縁(うすへり)製作
  お久しぶりなんです(笑)
最近床の間が有るお宅が少なく、有っても縁(へり)は普通の縁で良いですとかが多いですね。

紋縁は、円形の紋をいかに綺麗に
出す(見せる)かが、腕の見せどころです?
今回は、表(ござ)は普通の表でしたが
龍備表(りゅうびんおもて)と言う
床の間用の表も有ります。
                                                 普通の表        龍備表
龍備表は、初めから茶色です これは特殊技法で天日干し この色合いにして有ります
表の折り目も、幅が広いです。

なぜ、最初から茶色かは?
親父いわく、床の間は四季折々に床の間の置物などを取り換えるので
青い表だと置いた物の色々な跡が着いてしまうからそうです。(本当かどうかはわかりません?)
「勉強不足でスイマセン」

龍備表を使った少し変わった畳です。
龍備表では、無い物もあります。
龍備表は、長年経っても色はあまり変わりません
もう15年ぐらい経っている物も有ります。
 龍備表の、一番の長所は風格有る色合いですね!
短所は、価格が高いです!
ですが!やはり本当に高いけど 良い物には それだけの価値と理由が有ります。



                                              

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